強迫性障害とは
強迫性障害とは、自分の意思に反して、不安もしくは不快な考えが繰り返し頭に浮かんでしまい(強迫観念)、それを抑えようとしても抑え切れないことで、無意味な行為を繰り返さずにはいられなくなる(強迫行為)ことを特徴とする疾患です。なお無意味な行為とは、外出時に玄関の鍵やガス栓などを閉め忘れてないか何度も家に戻ったり、汚れや細菌汚染を恐れて何度も繰り返し手を洗い続けるといった行為のことを言います。
生涯有病率は2%前後で、男女比は同じですが、 10代後半から20代前半での発症は男性の方が多く、女性は結婚や出産に関わる時期の発症が多いとと言われています。
強迫性障害では、このような症状がみられます
- 汚れや細菌汚染を恐れて何度も手洗いや洗濯、入浴などを繰り返す。
- 何度も何度も窓や玄関のカギ、ガス栓、電気器具のスイッチなどを確認する。
- 繰り返し浮かんでくる考えに苦しんでいる。
- 誰かに危害を加えたのではないかと何度も心配になる。
- 自分の決めた回数や手順に沿って物事を行わないと不安になり、それに従う。
- 物の位置や左右対称性、数字などにこだわりがあり、それから外れると不安になる。
- 何度も繰り返す行為がばかばかしいと分かっているのに止められない。
など
原因については、最近の研究から、脳内の線条体を始めとした基底核の過剰活性や前頭後頭領域の障害、神経伝達物質の一つであるセロトニン系やドパミン系の関与も指摘されています。
なお強迫性障害で現れる強迫症状は、うつ病や統合失調症など、他の精神疾患でもよく見られる症状でもあるので、正確な診断を行う必要があります。一度ご相談ください。
- 診療科目
- 心療内科、精神科
- 院長
- 吉川大輝
- 住所
- 東京都文京区本郷1-35-26
SKYTECビル2階(旧 LEREVE文京本郷) - TEL
- 03-3812-5562
- アクセス
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- 東京メトロ南北線・丸の内線「後楽園駅」6番出口より徒歩3分
- 都営三田線・都営大江戸線「春日駅」A1・A2出口より徒歩2分
- 都営三田線・都営大江戸線「春日駅」文京シビックセンター(文京区役所)出口より徒歩3分
- 東京メトロ南北線・丸の内線「後楽園駅」5番出口より徒歩4分(文京シビックセンター内経由し、春日通りに面した1階出口より徒歩3分)
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