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女性のための心療内科

点女性のための心療内科とは点

女性特有の心身の不調があり、ホルモン変化やライフイベントなどが原因となって発症します。うつ病や不安障害といった精神的な症状が潜んでいることもあります。特に、月経前症候群(PMS)、月経前不快気分障害(PMDD)、産後うつ病、更年期障害などは、イライラや抑うつ状態、不安感といった精神症状がよくみられます。これらの治療については婦人科と連携して行うということもあります。現れている症状などから心当たりがあるという方は、一度当院をご受診ください。

月経前症候群

月経前症候群とは

月経前になるとイライラや怒りっぽい、情動不安定といった精神症状や頭痛や乳房痛、腰痛、のぼせ、四肢のむくみといった身体症状が現れるのが月経前症候群(PMS:Premenstrual Syndrome)です。PMSの症状は、月経(生理)の前日や3~4前に始まることが多いですが、一部は月経の14日前より始まることもあります。これらの症状は月経が始まると、数日以内に消失します。そして、次の月経の前には、再び同様の症状が現れます。
月経前症候群は軽症の人も含めると、女性のおよそ8割の方が経験しているとされます。軽症の場合は特に治療を行わずとも日常生活に支障はありませんが、お困りの方は一度ご相談下さい。

月経前症候群の主な症状

生理の数日前くらいから始まり、生理後数日で軽快

身体症状
  • 頭痛
  • 腰痛
  • 首や肩の凝り
  • のぼせ、発汗
  • 乳房の張りや痛み
  • 肌荒れ
  • お腹の張り
  • 下腹部の痛み
  • 下肢のむくみ
  • 口内炎
  • 食欲の亢進

など

精神症状
  • イライラ感
  • 不眠
  • 怒りっぽくなる
  • 不安
  • 緊張
  • 集中力や判断力、記憶力の低下

など

月経前不快気分障害(PMDD)

月経前不快気分障害とは

月経前不快症候群(PMDD:Premenstrual Dysphoric Disorder)とは、月経の前ごとに、うつ病のような症状を主とした精神症状が強く出る疾患です。以前は、月経前緊張症と言われていました。

主な症状ですが、感情が不安定になり、怒りっぽく攻撃的になったり、気分が沈み、不安や緊張、が生じたりします。過食や不眠や過眠、むくみや筋肉痛、乳房の圧痛腫脹などが出てくることがあります。月経前不快症候群も月経前症候群と同じように月経周期に対応しており、生理の数日~10日前くらいから始まり、月経に向かって強くなり、月経が始まると、症状が軽快します。このような症状で困っている方は、ご相談下さい。

月経前不快気分障害の主な症状

生理の数日~10日前くらいから始まり、生理後軽快

身体症状
  • 頭痛
  • だるい
  • 首や肩の凝り
  • 立ちくらみやめまい
  • 乳房の張りや痛み
  • 関節痛
  • お腹の張りや痛み
  • 下肢のむくみ

など

精神症状
  • 抑うつ気分
  • 興味の減退
  • 集中困難
  • 不安
  • 緊張
  • 絶望感
  • イライラ感
  • 怒り
  • 不眠もしくは過眠
  • 過食
  • ネガティブな考え方になる

など

産後うつ病

産後うつ病は、産後6週間位(多くは2~5週)までに発症するうつ病です。症状としては、気分が落ち込む、イライラする、興味関心が持てないなど、うつ病の症状とほぼ同じです。10~20%の人が経験していると言われています。産後うつ病とは別にマタニティ・ブルーズというものがありますが、これは分娩後3~10日の間に起きる、理由のない涙もろさ、気分の落ち込み、情緒不安定などであり、こちらの方は、通常は自然軽快します。
産後うつ病になると、極端に悲しくなったり、泣き叫んだり、易怒性や気分の変動がみられたり、日常活動や子どもへの関心を失うことがあり、日常生活にも支障が出ます。産後のお母さんは、これまでになかったような大きなプレッシャーとストレスを感じています。早めに治療を受けることにより、お母さんにあった方法で治療し、回復に向かうことができます。思い当たる症状があったら、1人で悩まずにご相談下さい。

産後うつ病では、産後に以下のような症状がみられます

  • 気分がおちこむ
  • 興味が持てない
  • 悲しくて泣いてばかりいる
  • 子育てをしたくなくなる、子育ての自信が全くなくなる
  • 落ち着かなくなる
  • 食欲がなくなる

など

更年期障害

更年期障害とは

女性は30代後半から女性ホルモン(エストロゲン)の量が減少していくようになります。そして50歳前後の年齢になると多くの女性は閉経(日本人女性の平均は50.5歳)を迎えるようになりますが、この閉経を挟んだ45~55歳までの約10年間(広義では45-65歳付近)を一般には更年期と呼びます。

更年期の年代になると、女性ホルモンの分泌量は急激に減少します。そのため、体がその変化に対応できなくなることで様々な不調を招くようになります。ただ、この不調症状は個人差が大きく、非常に強く感じるという方から全く感じないほど弱い方まで程度はまちまちです。なかでも日常生活に差し支えるほどその症状が現れた場合を一般に更年期障害と呼びます。主な症状は以下の通りです。

体の症状
  • 体が重だるい ・立ちくらみ
  • 疲れやすい
  • 耳鳴り
  • のぼせる
  • 動悸
  • 顔がほてる(ホットフラッシュ) ・手足の痺れ
  • 手足の冷え
  • 乳房の痛み
  • 大量の汗をかく
  • 関節の痛み
  • 体の痒み
  • むくみ
  • 皮膚や目、口の乾燥
  • 肩こり、腰痛
  • めまい
  • 頭痛、頭重感

など

心の症状
  • イライラ
  • 不眠
  • 不安
  • 情緒不安定
  • 意欲の低下、憂鬱な気分

など

うつ病が潜んでいることも

上記で挙げたように更年期には様々な不調が現れるので、例えば別の病気を発症していたとしても、更年期の年代に差し掛かると更年期障害だと思い込み、本当の疾患を見逃すこともあります。そのため、同疾患でみられる精神症状(怒りっぽい状態、憂うつ感など)だと思っていたら、うつ病が潜んでいたという可能性もありますので、更年期障害でみられる心の症状に心当たりのある方は、遠慮なさらずにご受診ください。

後楽園こころのあかりクリニック
診療科目
心療内科、精神科
院長
吉川大輝
住所
東京都文京区本郷1-35-26 
LEREVE文京本郷2F
TEL
03-3812-5562
アクセス
  • 東京メトロ南北線・丸の内線「後楽園駅」6番出口より徒歩3分
  • 都営三田線・都営大江戸線「春日駅」A1・A2出口より徒歩2分
  • 都営三田線・都営大江戸線「春日駅」文京シビックセンター(文京区役所)出口より徒歩3分
  • 東京メトロ南北線・丸の内線「後楽園駅」5番出口より徒歩4分(文京シビックセンター内経由し、春日通りに面した1階出口より徒歩3分)
  • 都営三田線「水道橋駅」徒歩7分
  • 都営大江戸線「本郷三丁目駅」徒歩7分
  • JR中央・総武線「水道橋駅」徒歩10分
診療時間 日祝
10:00~13:30
15:30~19:00

問診票のご記入等にお時間をいただきますので、初診の患者様は予約時間の15分前迄にご来院ください。

火曜日は朝9時より診療

休診日:木曜・土曜日午後、日曜、祝日
〇…9:00~13:30 ★…15:30~18:00